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大会長謝辞

2009年9月11,12日の2日間,日本ハイパーサーミア学会第26回大会を千葉大学にて開催させていただきました。ご多忙中にもかかわらずご参加いただきました皆様方におかれましては,誠にありがとうございました。

本学会における私の専門領域は物理・工学系でありますので,今大会では,その特徴が表れるようにプログラムを編成させていただきました。特に,工学系シンポジウムや招請講演では,最新の治療機器に関するご講演をいただき,聴講者にとって大いに参考になるばかりでなく,我々工学系研究者にとっては,大きな刺激になりました。このほかにも,例えば,今大会で久しぶりに行ったポスター発表では,新しい技術に関して活発な議論が行われ,皆様の研究活動に対する熱意を感じた次第です。

一方,基礎系,臨床系セッションについては,実行委員の先生方のご尽力により,興味深い演題を多数ご発表いただけたのではないかと自負しております。これらのご研究の成果を共有することにより,今後より一層の発展を期待したいところです。

大会運営にあたっては,参加者の皆様にご不便をおかけすることがないように努力したつもりでございます。しかしながら,医学系学会の運営は,私たちにとって経験が乏しく行き届かない点もあったのではないかと思います。何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

本大会を開催させていただくにあたり,約一年前より,副大会長の先生方をはじめ,顧問の先生方および実行委員の先生方には一方ならぬご尽力をいただきました。ここに,深甚なる感謝の意を表します。

最後になりましたが,皆様のご健康とご研究のますますの発展を祈念いたしますとともに,次期大会にも多くの方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。

2009年9月吉日

伊藤公一

日本ハイパーサーミア学会第26回大会 大会長
伊藤 公一(千葉大学大学院 工学研究科 教授)